KEONI OF HAWAII "MODERN TROPICS" By SHAG Aloha Shirt
ケオニ・オブ・ハワイ "MODERN TROPICS" By SHAG アロハ シャツ
シャグの原画からモチーフを抜き出し、
アロハシャツの王道であるオールオーバー・パターンに配した作品。
幼少期をハワイで過ごしたシャグ。カリフォルニアに移り住んだ際、
身近なアートピースであったティキを目にすることのない環境に郷愁を感じ、
以降シャグの作品には度々ティキが登場するようになった。
彼にとってティキ、そしてハワイは自身のアートのルーツであり、
この作品はアロハシャツらしさを強く意識したものとなっている。
【SHAG】
カリフォルニアを拠点にペインター、デザイナー、イラストレーターとして活躍するアーティスト、SHAG(シャグ)。
本名、Josh Agle。1950〜60年代を沸騰させる「Tiki」や「Cocktail」をテーマにしたカラフルでコミカルな作風は、
アメリカのみならずヨーロッパでも高い評価を得ており、
ハリウッドの大物をはじめとした世界中のセレブを魅了し続けている。
ハワイ州オアフ島で幼少期を過ごし、カリフォルニアへ移りすんだジャグ。
学生時代、当初は経済学を学んでいたが、自身の可能性を試すべく専攻をグラフィックデザインへと変更。
ほどなくして彼の才能は開花し、「Forbes」「Time」「Entertainment Weekly」など
アメリカの著名雑誌にイラストを寄稿するようになった。
大学在学中にイラストレイターとして早くも成功を収めたのである。
ジャグは「Swamp Zombies」というバンドを組み、ミュージシャンとしても活躍。
レコードジャケットのデザインも手掛けていた。
そして、1987年頃に自身の名前「Josh Agle」から4文字を切り取り、「SHAG」と名乗るようになる。
1995年にはローブローアートのイベントを主催する知人からの勧めもあり、展覧会に作品を出展。
カリフォルニアで強い影響力を持つギャラリーオーナー、ビリー・シャイアの目にとまり、翌年のアートショーで大きな反響を得る。
ヨーロッパなど各国で個展を開き、その名を世界へ知らしめた。
ラスベガスの高級カジノホテルやアトランタにある世界最大の水族館ジョージア・アクアリウム、
そしてかのウォルト・ディズニー・カンパニーなどの企業からのオファーを受け、作品を提供している世界的なアーティスト。
【KEONI OF HAWAII】
1996年、ハワイの服飾史に名を残すで伝説のテキスタイルデザイナー「ジョン・メイグス」が存命であることを知る。
早速、現地を訪問すると彼の手元には1940年代に描いた未発表の作品が存在。
そのデザイン画をもとに、幻の作品は「ケオニ・オブ・ハワイ」の名で製品化され、ジョン・メイグスもアロハシャツのデザインを再開。
新たなデザインを描きおこしブランドを支えてくれた。
しかし、高齢のために年々負担が大きくなり、2001年以降は彼の志に共感するアーティストが作品を手掛けるようになる。
「ハワイ文化の象徴であるアロハシャツをハワイと日本の架け橋に」
国内外のアーティストたちが手掛ける唯一無二のアロハシャツとともに、
ジョン・メイグスの想いは受け継がれていく。